「“つい♪”じゃないよ…汗笑。てゆうか左之さん今日は起きるの早かったんだね。」 ニコリと微笑む鈴羽を見た左之さんは、急に開き直ったかのようにまた私の背中に抱きついてきた。 どちらかというと兄の様な存在にあたる左之さんには、あまり恋愛感情がないため、二度目ともなるとそのままで喋りながら作業を続けるようになった鈴羽。