―それから1週間が経ち、今日はアキトのテスト最終日。

放課後、アキトとハルは広場で待ち合わせをしていた。


アキトはテストが終わるとすぐに広場へ向かった。


ハルはまだ来てなかった。


約束まで後1時間…。


ハルは講義を受けていた。



待ち合わせまで後20分。

ハルからメールが来た。


ハル:
ごめん!!教授に授業の手伝いお願いされて…断れない感じやから、今日会えないかも…(/_;),ほんまごめんなぁ(T_T)



アキト:
何時に終わるかわからんの?



ハル:
わからんけど…5時前になりそう。今1時前やし、アキト待たせたくないから、今日会うのやめて明日じゃあかんかなぁ?(>_<)



アキト:
俺待っとくでー。てか、今日がいい。



ハル:
うん…。わかった。なるべく早く終わらせるようにするなぁ♪




5時まで何しようか…。


やっぱ何もしたくない。



アキトはベンチに座り、ひたすら待ち続けた。




愛する人を…。