夏休みも終わり、また授業が始まった。

そして、昼はいつものように4人でご飯を食べることになっていた。

ハルは美術サークルの集まりがあり、遅れて来ることになっていた。


「最近ハルとはどうなん?」
ユイが興味深々に問い掛けた。

「何か発展あった??」
ユイの問い掛けにヒカルも乗っかった。

「発展て…。特に何もねぇよ。」

「どこまでいったん?」

グフッ!!
アキトがむせた。

「コラッ!ヒカル!!昼間からそんなこと聞かないの!!!…でも、うちも気になるなぁ♪」

「…お前らな~。」

「で?家にハル泊めたことあるん?」
ヒカルが聞いた。

「あるで。1回だけやけどな。」

「それで?」

「別に何もしてへんよ。」

「えっ!?まじか?!」
「何でなん??」
ヒカルとハルが食いついてきた。

「別にしたいとか思わんから。」

「ハルは不安にならんのかなぁ?」
ユイが呟いた。

「そんなことしなくたって、俺の愛があいつに伝わればえぇねん。」

アキトの様子が少し変な気もしたが、それよりも2人はアキトの台詞に感動して、アキトを尊敬の眼差しで見ていた。


すると…