「ハルのこと何もわかってないくせに、いちいち文句つけんなや!!!!お前らよりずっとハルの方が可愛いねん!!!心が綺麗やねん!!!優しいねん!!!!そんなんだから、お前らは幸せになれないねん!!!!俺の彼女にもう手を出さないと誓え!!!!……次ハルに何かしたら、俺もお前らに何するかわからんで？」

食堂は一気にシ…ンとなったが、安藤先輩らは学校中で嫌われていたし、その反対にアキトは学校中の人気者だったので、食堂にいた学生は皆アキトの肩を持った。

安藤先輩らは泣きながら、
「もうしません…。ごめんなさい。」
と謝った。

「俺じゃなくてハルに謝って下さい。」

ハルとルナはアキトが心配になって、アキトの後を追いかけて来ていたのだった。

アキトがハルを前に連れてきて、安藤先輩らに土下座させた。




…こうして、ハルへの嫌がらせは一切なくなった。
また、安藤先輩らは心を改め、アキトの協力を得て、皆からの信頼を取り戻していった。


アキトは、絶対に悪人をつくらない。
悪人を善人に変え、その人たちにも幸せを分け与える力があった。

やっぱすごいよ。
アキトは格好良すぎるよ。


ハルは後日また弁当を作ってきた。