チュッ…

アキトがハルのおでこに軽くキスをした。

「おやすみ♪」
アキトは微笑んで、帰って行った。





アキトが、うまいことハルに告白させようと考えていたこと、そしてハルがまんまとその作戦に引っ掛かったことにハルが気づくのは、今から約3ヶ月後のことだった。


アキトはハルよりもずっと上手(うわて)だった。