射的の弾は全部で5個。

アキトが撃っていくが、ミッキーの立て札は一番奥にあるので、なかなか取れない。

そしてラスト1弾。

「もし、ミッキー取れたらどうする?」

「え~。じゃあ、アキトの願い事何でも叶えてあげるよ!」
ハルは多分ミッキーは取れないと思っていた。

皆ミッキーを狙っているが取れた人はいなかったからだ。

「ほんなら、もし俺があのミッキー取ったら、お前は好きな人に告白な。」

「…え!!??」

アキトは銃を構えた。

何とも言えない空気が漂っていた。


パンッ…!!!




ミッキーの立て札が倒れた。