私は…そんな事興味はなかった
人なんて所詮裏切る そう思ってた
横を向けば窓があり 桜が舞っていた
私はそれを見つめていた

下校の時間になって
蒼さんが私に声を掛けてきた

「ねー!宮島さん 一緒に帰らない?」
「えっと…いいよ…?」
千紗は少し戸惑い乍もゆっくり頷いては微笑んでいた
本当の私で話をしたら蒼さんはどう思うんだろう
そんな事ばかり考えていた

「宮島さんは何人兄妹?」

「私は2人 末っ子だよ」

「いいな!私は4人だよー!」

「すごいね…」

「兄と妹2人いる」

「へえ・・・」

少し話をしていると校門の所で手を振る女の子2人が居た
りまは`あ`と声を出して 
「妹だ 御免またねー!」
笑顔で手をふって別れた