「怪我は?」 「だ、大丈夫…」 「な、なんだよ、お前」 「あ?昼間から エロいことしてんじゃねーよ、 オッサンが」 え、エロいことって… 「チッ、優梨、逃げるぞ」 「えっ」 ―――――― ――― 「…もう、いいか」 なんて、冷静な日向とは 違って息切れが… 「はぁ、お前――…おい…」 安心したら 涙が溢れだした。 「う、怖、かったよぉー…っ」