コウスケと2人になるのは気が引ける。
何かあったわけじゃないけど、また、イジワルな事いわれそうだし。
スタッフ用の入り口からそっと入る。
社長かな?おじさんが舞台でしゃべっているのを沢山のお客さんが静かに聴いている。
その手には3日間ずっと見ていた湯のみがあった。
あ、今あの人飲んだ。
そんな事が素直に嬉しい。
「お茶、おいしく入れてくれてありがとう」
えっ?コウスケが私にお礼を言った?
反射的にコウスケのほうを向くと、舞台を見つめ少し微笑んでいるようだった。
無事に終わって嬉しいんだ。
忙しそうに走り回ってたしな。
「そう言えば、お茶セルフ式からなんで変えたの?」
「まずいから」
やっぱり素っ気無い返事。
コウスケはちらっと私を見てから今度はちゃんと話し始めた。
何かあったわけじゃないけど、また、イジワルな事いわれそうだし。
スタッフ用の入り口からそっと入る。
社長かな?おじさんが舞台でしゃべっているのを沢山のお客さんが静かに聴いている。
その手には3日間ずっと見ていた湯のみがあった。
あ、今あの人飲んだ。
そんな事が素直に嬉しい。
「お茶、おいしく入れてくれてありがとう」
えっ?コウスケが私にお礼を言った?
反射的にコウスケのほうを向くと、舞台を見つめ少し微笑んでいるようだった。
無事に終わって嬉しいんだ。
忙しそうに走り回ってたしな。
「そう言えば、お茶セルフ式からなんで変えたの?」
「まずいから」
やっぱり素っ気無い返事。
コウスケはちらっと私を見てから今度はちゃんと話し始めた。