翌朝


「んっ…


あ、柚李まだ寝てる…」


俺は柚李の頭を撫でてそっと繋いでいた手をゆっくり離した


そーっと部屋を出て行くとテーブルの上に顔を伏せて寝ている父さんがいた


「ベッドで寝ればよかったのに…」


俺はそう言って父さんに近づいてみた


すると父さんの頭の上に手紙が書いてあった