龍なる羽 弐【完】




倉庫にいて龍騎さんと他の幹部の人と話してたら父さんの携帯に着信音が鳴った


電話に出た途端「そ、んな…。わかりました、すぐに向かいます」と言って電話を切った


俺はその時嫌な予感しかしなかった


「どうかなさいましたか?」


「悪いが、今度話すよ


嵐行くぞ」


父さんの様子に気づいたのかみんな何も聞かなかった


俺も父さんについて行きバイクに乗った


着いた先は


病院…


何で?


俺の頭んなかは疑問だらけだった


父さんは急いでバイクを降りて病院の受付の人に聞いていた


『斉藤亜柚(さいとう あゆ)知りませんか!?』


と…



母さんー…?



場所がわかったのか父さんは俺の腕を引いて“手術室”の前で立ち止まった



その時に言われたんだ




「もし、父さんが死んだら

柚李を頼む


おまえの妹だろ?」


その言葉には続きがあったんだ



















「父さんが死んだらー



犯人を絶対見つけろ


母さんの犯人も。


いいな」



俺は頷いた



そうすると父さんは優しく微笑んで頭を撫でてくれた