「勝又……」 「え?」 しゃがみこんだあたしに高木は笑った 「お前ビビりすぎ。ただの鳥じゃん」 へ?鳥……? 「って、そういう高木だってビビってたじゃん!!」 「俺はビビってねーしっ」 ガサッ!! 「ひいっ!!」 な、何……?また鳥? 「でかい」 音のする方をみた林くんはポツリと呟いた 「逃げたほうがいいかもな」 「え?逃げるって!?」 ガサッガサッ