寮に戻った俺。
部屋に入ると先に戻っていた律が「おっ」とマンガを読んでいた顔をあげた


「おかえり~」

「おう。」



ベッドにドカッと腰をおろした俺は眼鏡を外す


「そういやお前久々に午後いなかったじゃん」

「うん、陽向ちゃんと友達になってた」


陽向と?なんで律が?


「あ、今ちょっと気になっちゃった感じ?」

「って言うよりもなんでそんな展開になったんだよ」



やっぱ気になってるじゃーん。
悪気のない笑顔で午後の出来事を律は話した