「えっ、冷たい?」
「っていうか、気難しい……。無口だしねー。まぁ、ウチの部活の先輩はみんな物静かな人が割と多いけど……」
「そうなんだ?」
コーラス部の先輩はお喋りな人が多いから、物静かな人が多い部活ってあんまり楽しくないんじゃないかな、って思ってしまう。
「特に、女子とはあんま喋んないし。男子だけだと盛り上がってたりすることもあるんだけどね」
「へー……でもあたしは、誰とでも仲良くするような、チャラい人よりいいかなぁ」
「まーね。あっ、あたしそろそろ行かなきゃ。じゃーね、美桜」
サナはブラバンの友達を見つけて、第2音楽室へと走っていった。
「っていうか、気難しい……。無口だしねー。まぁ、ウチの部活の先輩はみんな物静かな人が割と多いけど……」
「そうなんだ?」
コーラス部の先輩はお喋りな人が多いから、物静かな人が多い部活ってあんまり楽しくないんじゃないかな、って思ってしまう。
「特に、女子とはあんま喋んないし。男子だけだと盛り上がってたりすることもあるんだけどね」
「へー……でもあたしは、誰とでも仲良くするような、チャラい人よりいいかなぁ」
「まーね。あっ、あたしそろそろ行かなきゃ。じゃーね、美桜」
サナはブラバンの友達を見つけて、第2音楽室へと走っていった。