「煉、離してあげたら?」


「リナ…」


む、


出た、謎の少女リナちゃん。


あんな娘、見たことないわ…。


しかも煉くん、リナちゃんが言ったから離したみたいな感じ。


「大丈夫?えっと…亜夢ちゃん」


うわ~~~~…!


やっさしい~!


『ありがとう…』


亜夢はしぶしぶハンカチを受けとる。