背筋が凍った。


それは、リナの微笑みがあまりにも本気で…なにか不気味だったのと…


リナがオレに耳打ちした言葉を聞いたから。


「じゃあね?煉。


もう一度言っておくけど、本気だから」


リナはそう言って視聴覚室を出ていった。


「…っくそっ!」


ガンッ!!!


近くにあった椅子を蹴り飛ばす。


「なんなんだよ…


凍堂ってヤツも、リナも、亜夢も…!」


オレはリナの言葉を思い出していた。