そう言うとリナは整った顔を歪める。


「ふぅん…そう。


私、煉にそんなこと言われてみたいなぁ…♪


煉、言ってくれない?」


「やだね、死んでも言うかよ」


リナは可笑しそうに笑う。


「ふふ、そう言うと思ってたわよ最初から。


ただ言ってみただけよ?」


「それなら最初から言うな」


オレは教室に戻ろうとした。


でも


―――グイッ