『おい和!何女子に変な事
言ってんだよ!』


私の顔を覗き込んだ男子の
友達らしき人物が言った。




『だってこの人本当に
ひとりごと荒いんだもん!』






「は?!ちょっとまって!
私何も言ってない!」







『そうだよ!お前の空耳だろ!
俺、お前よりこの人と近いところに
いたのに何も聞こえなかったし。』