その日の夜、わたしは翔平にメールをだした。
「翔平~★起きてる?今日学校で話せなかったね♥涙」
でもヘンメは何時間たっても何日たっても
こなかった。学校でもわたしを避けてるような気がした。
毎日泣いて、辛くて、そんな日が続いてわたしはとうとう
学校で話しかけた。
「翔平!!なんでうちのメールシカトするの?なんで避けるの?」
半泣きだったわたしを見て、翔平は焦っていた。
「ケータイはとめられた(^_^;)さけてねーし汗」
「...そっか★じゃあうちの勘違い♪ケータイ返してもらったら
メールしようね!!」
わたしは必死に笑顔を作った。
「...おう。」
わたしはこの時、
もう二度と翔平からのメールの着信音が
聞けないような気がしてた。
たった2週間、気まずくてしゃべれなかっただけなのに、
前までのわたしが知ってる翔平はどこかに行ってしまったように思ったんだ。