お言葉に甘えて、休憩した。
その間も晴太くんは掃除を続けていた。


「晴太くんって、力持ちなんだね」

「当たり前じゃん。男だからね(笑)女の子守れるくらいの力持ってなきゃ」

「…それもそうだね」

いつのまにか普通に話せるようになっていた。
さっきまで沈黙してたのに、不思議。


「そろそろ手伝うよ?」

「おう。じゃあこれお願いしていい?」

「わかった」

掃除を再開した。