「…やっぱ雫ちゃんかわいい」

「かっかかかかかかかわいいだなんてそんな、あの、んなわけ…」

動揺しまくり。
どんどん頬が熱くなっていくのが自分でもわかる。

「顔赤いよ」

「えっ!?赤くなんかなΣぐいっ「危ない!!!」

ΣぽふっΣブーーーン

くっ車!?気付かなかった…
危なく轢かれるとこだった。

「大丈夫!?」

「えっあっ…大丈夫…///」

今のであたしは只今晴太くんの腕の中ということに気付いた。
鼓動が速くなる。カラダじゅうから熱くなる。

「…あっ」

晴太くんも気づいたようだ。

「雫ちゃんってちっちゃいんだね」

気付いてるのに、気にせずそのまま話す。
でも、あたしは恥ずかしくて慌てて離れた。

「あっありがとう…こっここで大丈夫だから。じゃあね」

逃げるように帰った。

ほとんど顔を直視できなかった。