2人とも動かないまま時間だけが過ぎていった。

先に口を開いたのは、


「先生??―‥」


雪奈の方だった。顔を傾けじっと俺を見つめる。


まじやばいなあ~〃
でも可愛いから仕方ない。


雪菜Side

その時!!


体が暖かくなった…
突然のことで頭がパニックになってしまって自分が今どんな状況なのかもわからない。


「すまない、木本。でも一時このままでいさせて??」

私は、その言葉を聞いてようやく気づいた!!

私、先生に抱き締められてる―‥

なんで!?何が起こってるの??