「人の顔を見てびっくりするなよぉ~」

そう言って私を起こしてくれて頭を撫でる先生…

そんなことされたらますます好きになっちゃうよ。

「どうした木本??」

「……せ…先生って彼女いるんですか!?」

私は、何か言わなきゃと思ってたらとっさにこの言葉が出てしまった。

ずっと気になってたこと―‥

「彼女??ここ最近ずっといないなぁ~」

「えッ!?ほんとに?★」

その答えが嬉しくて大きな声で言ってしまった。

「そんなびっくりすることか??あッ!彼女がいないって他のやつには言うなよ♪面倒なことになる。木本だけ特別な!笑」

「はい!!♪でも、先生かっこいいのにもったいないですよね~」

「そんなことないぞ??ぢゃ木本が彼女になってくれるか?♪」

そう言いながら先生は、大笑いしてる…

私は、ドキドキが止まらず顔が赤くなるのが自分でもわかった。

先生のばか―‥

赤くなった顔を見られたくなくて下を向いていたけど、先生が気になりチラッと見てみた。

先生は、笑顔のまま私を見つめていた。

そんな風に見つめられたら目そらせなくなっちゃう!!




まただ―‥
優しい時間、心が凄く落ち着く

なんで、先生と目があっただけなのにこんな気持ちになるんだろう―‥