中学校は小学校のときの人たちのまま


繰り上げのような状態になる。


でも、半分くらいは隣町の他中から来た人たちが


混じっていた。


中一の始め、あたしはまだ小学校の頃と


変わらない一生懸命なままだった。


これからどんなことが起きるのか楽しみで


友達が増えたらいい、とかそうゆうこと考えて


毎日が楽しかった。


『では、学級委員を決めます。』


先生がそう言うと、誰も手を挙げなかった。


あ、そっか…


みんなめんどくさい仕事は嫌なんだ。


小学校のときにはない違和感を覚えた。


みんなが楽できるなら…


『あ、あたしやります。』


これでいいんだ。


みんな笑ってた。