じぃぃぃぃっとそいつの目の前で睨み付けるあたしに痺れを切らしたのか、
「………んだよ」
ため息混じりの声で反抗してきた
「…」
目線をそいつの足に向けて
目で退けろと訴える
「ど「れっおー俺ら同じクラスだね。運命かなー?」
どけ と言おうとしたあたしの声は隼人に遮られた
運命ではないと思う。
「あ?隼人こいつと知り合いか?」
「うん、朝会った。きーくん玲央はいい子だよ」
「きーくん?」
「佐野樹-サノイツキ-だからきーくん」
…樹ならいっくんじゃないの?と思ったけど隼人が可愛いから言わないていた
「…きーくん足」
あたしがそういうと樹は眉をひそませる