「うげ、まじかよ」 あたしの視線の先には 落書きだらけの校舎。 バイクで埋め尽くされた校庭。玄関前のコンクリートて 頭から血を流している男。 そして 学校のなかから聞こえる奇声――――。 今のわた――'俺'はいわゆる開いた口が塞がらないってやつだ。 とりあえず職員室にいかないと、 校舎に入ってさまようがひろすぎてたどり着かない ここ、どこだよ 「あらら、見ない頭だねー。どうしたの」