そう言って近づいてくる拓弥


私の横の席にガタッと音を立てて座った


(あぁ、よかった
なにもなくて)


「おぃ
お前、さっき俺の横の席がいやみたいな反応しただろ」


「えっ!?
し、してなぃよ」


「ふぅーん
まっ、これからたっぷりいじめてやるからよろしく」


(…これからどうやって生きていこう)


そう思った私だった