そして、星夜に連れられ着いた場所は…
私の大好きな公園
星夜と出会った場所
「はい。座って?」
そう言って促す場所は私の定位置
そこに、大人しく腰を下ろす
「…綺麗」
腰を下ろすと反射的に見上げる空
そこには、本物の星空が広がる
「…うん。…綺麗」
星夜の声がして横を向くと、なぜか空じゃなく私を見ていた
そして…微笑んだ
「僕、好きな人いるって言ったでしょ?」
なんでその話?
やっぱりお願いって恋の協力?
聞きたくない…
でも、今更逃げ出せない
私の葛藤を知らない星夜は"好きな人"について話始めた