泰斗とは、生まれたときからの幼なじみで、
ずっと一緒だった。
でも、小学校に上がる前に家の事情で引っ越しちゃったんだ。
それで、そのときにした約束が 


“絶対に春ちゃんのとこに戻ってくるから!”


その約束が守られる日を待っているの。





『うん。待ってるよ。』
そうゆうと、純ちゃんは、ためいきをつきながら言った。
「はぁ~ まったくあんたは一途だねぇ」

『当たり前じゃない!』


あたしは 泰斗に出会った日から″恋″をしてるんだもの。