唖然とする俺の後ろから、声が聞こえた。


「起きたでアルか?」

「よかったの。」

「安心ですわ!」

「Are you OK?」

「……。」


───おいおいおい!なんか変なのがいっぱい来たぞ!?


「まぁまぁ、取り敢えず俺んとこ来いや。」


 そして俺は、状況を飲み込めないまま、関西弁を喋る謎の中年男性率いる、おかしな仲間たちに、引っ張られるような形で連れられていくのだった。