「そしたら台本係3人
から決めて台本作ってから物とか作ったり練習したりします。」

「はぁーい」

いまいちシャキッとしない返事。

「私、書くわ台本」

ちょっと唇が厚くて眼鏡の青木さんが手をあげた。
青木さんはハッキリしてて作文が上手かった。

「じゃあ青木決定。
他~」

「・・・しーん・・・」

「今、『しーん』って言った奴誰だ!」

「川原です!」

「バカっ!言うなよ!」