タカシとあたしは、同じ大学に進学した。

大学に入っても、あたしたちは相変わらず仲の良いカップルだった。




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「未伽さぁ〜、まだ別れないのぉ??」

お昼休みに、高校からずっと親友の麻希がそんな事を言い出した。


「はぁ!?何言うのよ麻希!!」

「だって、タカシ君、超モテるんだよ??それが・・・高2から彼女一筋とか、勿体無さ過ぎる!!」


確かにタカシはモテた。外見もそうだが、言動だって
女に限らず人に好かれる人であった。