母「圭太、時間よ。」

圭太「うん。荷物はOKだよ。」


家を出た。そして友愛のケータイに留守電を入れた。


圭太「友愛?圭太だよ。今から東京に向かいます。さよなら。
あ、でもさよならじゃないよね。また・・・会えるから。会える気がするから。」


母さんと父さんのあとに続いて駅へと歩き出す。重い荷物が、余計に重く感じた。