麻彩side



私は今教室にいるそしたら目に入ったのは
芽衣が泣いている姿だった

声をかけようとした。けれど

「…ごめん…」

なんで謝ってるかはわからない
けど芽衣が悲しんでるのはわかる

「芽衣…」
「…麻彩…私…最低だ…」
「どうして?」

静かに問いかける

「大智にひどいこといったの」
「大丈夫だよ…今から謝りに行こ」
「出来るわけないよ」
「どうして?」
「”雪美ちゃんと幸せに”って言ったの
 許してくれると思う?」


私は答えることができなかった