俺はなるべく優しい声色で聞いた。 「すいません。65のEで可愛らしいやつありませんか?」 その声で安心したんだかどうかはわからないが、店員は何着か持ってきてくれた。 『彼女さんにですか?』 はぁ?ちげーし。と言いそうになったが、我慢我慢。 「はい。そうです。」 『まぁ!いい彼氏さんですねぇ』 そうなんだ……