「……わかった。シャワールームここだから。長居するんじゃねぇぞ。熱あんだからな。」

イケメンさんは私をふわっと丁寧に地面に立たせてくれた。

「はっはい!ありがとうございます。」

優しいなぁ。こんな私を心配してくれるなんてさ。

「じゃあ行ってくる」

私はイケメンさんの背中が見えなくなるまで見送った