相談?
サナさんの事なのか?
私にしたって、
僻みにしかならない。

「紗那の事なんだけど。」

ほら、ね。

でも、これがきっと
私たちの絆。
サナさんよりも勝ってる所。

頼りにしてくれる。
話してくれる。

卑怯かもしれないけど、
私が言えるのは
これしかないんだ。


「…分かった。」