母「そ、んなぁ・・・

じゃあ、もあはどうなるのよぉ
もあの幸せは・・・」

「お母さん、私は幸せだよ」

幸せだよ、とっても。

「大好きな人が幸せそうに笑っている

それが私の幸せなんだよ」

父「お前と別れる方が来クンは
傷つくんじゃないか?」


「その時だけ、ね。

私以外に好きな人ができれば
来は幸せになれるの。

だけどね、来が私の傍にいる以上
来は、一生つらい思いをしながら生きていかなきゃいけないっ!

そんなの耐えられないよ」

父「来クンはもあにベタ惚れだ。
他に好きな奴を作るのは「できるよ」

「今、私たちは16歳。
人生はまだまだ長いでしょ?
できるよ、絶対。」