教室がなんだかすごく騒がしく
なってきたので図書室へ行った。

ぼーっと本棚の前に立っていると落ち着く。

「優愛っ!なにしてんのっ?」

いきなり話しかけられて体がビクッとなった。

「あっ!知也先輩!」

一個上の松川知也(まつかわともや)先輩。
まともに顔が見れない。