「優愛、もう帰っちゃう?」

時計の針は7時を指そうとしていた。

「うん…。帰らないとね。」
「…なーんか優愛、朝から口数少ないね。」

私は下を向いた

「だって…」
「何?」
「だってこの日曜が終わったら何週間か、また会えないんでしょ?」

「うん。」