次の日、朝電車に乗ってると、

「あれ、凛?」

『あっくん!!』

「やっぱり!凛この電車なの?」

『うん!あっくんも?』

「そそ!じゃあ一緒に行こっか」

『うん!』

あっくんと一緒に学校に行った。

あっくんはとっても面白い人で、とてもかっこいいよくて、モデルだからって自慢なんてしなくて、もっと仲良くなりたいなって思った。

「凛、友達は?」

『んー、なかなか、かな…;』

「そっかー。ま、凛ならすぐできるだろ!頑張れよ」

そう言って、あっくんは私の髪をくしゃくしゃっと撫でた。

その大きな手に少しドキッとした。

『えへへっ、頑張る!』

「おう!その意気だ!」

『うん!』

「じゃ、俺はこっちだから」

『あ、そっか』

3年のあっくんたちは違う校舎。

『じゃあ、ばいばい!』

「じゃーな!」







そんな登校時間


あっくんは優しくて、あの笑顔を見ていたらなんだか不安も吹っ飛んだ。