「健一、色々噂は聞こえてくるけど、 あなたはどうするつもりなの?」


「どうするつもりもありません。 彼女と付き会っている事が真実です。」


「私との事はどうするの?もう終わりにしたいとか?」


「はい、もともと契約の元つながっていただけです、

 もう、終わりにしたいと思っています。」


「もう、私は必要ないということね。」


「はい。」


「分かった。ならば、そのようにしよう。


 今日から今までの分残って仕事をしてもらう。


 取りあえず資料室の整理を今日中にしていくこと。


 あす以降の予定は、追って連絡する。」


「はい。」


「健一、もう大丈夫なんだな?良かった。」


「はい、色々配慮していただきありがとうございました。」


「うん。」


隠れて聞いていたあたしと、深沢は息をほ~っと吐いた。