「わああああぁぁぁだ、大丈夫です~。」


あたしは脱兎のごとく走り去ったのだった。


「結姫ちゃ~ん。」と王子が呼ぶ声と


馬鹿笑いをする深沢君の笑い声が響く


覚えてろ深沢宝、普段あんた二コリともしない癖に


あたしの失態をよくも笑ってくれたわね。


完璧なあたしが王子の前では崩れてしまう


何故~~~