久しぶりに2人で話す事になった。
無言が続いて…
「私たちも高校生だね」
当たり前の言葉しかでない

「今までほっといてごめん…
俺の事嫌いになった?」

「ううん、嫌いじゃない…


…でも、好きでもなくなっちゃった
ごめんね…」


はっきり言った瞬間に涙が出た…
その時、本当に好きだったんだって感じた。

「そか…ほっといた俺が悪いよね。
ななのために頑張ってるって
思ってたけど、違ってたんだね」

「…ごめんね…」
「ううん、皆でまた遊ぼうね」
と言って最後に優しく抱きしめて
頭を撫でてくれた。

そして、そのまま2人は別れた。



私は、この時に
この人以上に好きな人は
出来ないと思ってた…


だから恋はしないと思ってたー



それから間もなく、高校に入学。
友達優先の生活をすると決めた。

告白されることもあったけど
その時は曖昧な返事をして
距離を置くようにした。




そんな生活をして夏休みになり、
そして返事を待つ今に至った。




返事は来ないと思い諦めていたその時、


ケータイの着信が鳴ったー