「な…!

何言ってんすか!!

女の子だなんて

期待してませんでしたよ。」



白々しく言った春木だが

内心、美少女の担任に

なれるかもと

淡い期待をしていた。



秋山は

ふーんといった感じで

春木をニヤニヤ

しながら見ていたが



「まあ、凄い奴って

言ってたけど

大した事ないかもね。

うちの校長

けっこう盛るところあるし。」



と、自分で

言いはじめたのに

こんな事を

平気で言い放つ。