《何だよ、憑いてますって…。

そんな科学的じゃない

俺が一番嫌いな

オカルトな話しを

何で嶋谷がするんだよ。》





「信じて…もらえない

でしょうか?」



春木の心とは裏腹に

嶋谷は真剣な眼差しで

彼を見つめた。



その瞳は

先程の話しは

すべて本当なのだと

言っている。



流石に

全否定出来なくなった

春木である。