「あ、あの…
ごめんなさい、私…」
「謝らなくていい
あれは事故だ」
ミルファが顔を青くして俯いた
その姿をみてエマはミルファの肩にそっと手をおいた
「けどアンタは異端者ってことを受け入れて
能力を制御できるようにしなければならない」
エマの言葉にミルファはビクッと肩を震わせた
「アタシらはアンタのことを歓迎するよ、ミルファ」
俯いていた顔をミルファはあげた
まさか歓迎されるなんて思わなかった
てっきりなにか罰があるかと思っていた
「っ……はい!!」
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