バシャッ


「うわっ!」


いきなり誰かに
水をかけられた。


水をかけたのは、
茜だった。


「…後悔しても
知らねぇからな?」


俺は思い切り
茜に向かってかける。


「きゃっ!冷たい…」


二人で水を
かけ合うとか…


「千秋…あんまり
かけちゃダメだよ?」


「服が透けたら
恥ずかしいもんな?」


「なっ!?変態…っ」


変態とか…
ひでぇな、おい。


「ちょっと人気の
ないとこ行くぞ?」


「え…?」


茜の腕を引っ張る。