―――――…海。



「うわぁ、海だ〜」


相変わらず、小谷は
テンションたけぇ…


つーか、水着の女が
多いんですけど!?


あー、茜の水着姿も
見てぇかも…


って、別に俺は
変態じゃねぇから!


「千秋、近くまで
行ってみようよ?」


「そうだな」


知らない間に、
憐達は居なくなってた。


「…憐達は、二人に
なりたいってどこかに
行ったよ…?」


俺の気持ちがわかった
かのように茜が言う。


「…了解」


それにしても、
野郎が茜をすげぇ
見てるんですけど!?


…腹立つ。