入ったのは、薄暗い
空き教室だった。


ガチャッ


何故か、わからない
けど鍵を掛ける。


この場合は…
たぶん文句だろう。


「あのさ…」


リーダーっぽい人が
話し始めた。


「千秋を脅してんの?」


「え…?」


脅して…る…?
そんな事してない…


「こんなブスが
相手にされる訳ないし」


違う女の子が
笑いながら言う。


「ねぇ、無視んなよ」


「して…ないです…」


疑いの目で見られる。
信じてないな…